161 名前:1/2[sage] 投稿日:2007/12/03(月) 17:47:24 id:yeAkTTFa0 (PC)
「今の時代、ブログの一つでも始めないとダメだぞー」と言う社長の提案により765プロのアイドル達が
日替わりで一つのプログを書くことになった
そして今日は雪歩が初めてそのプログを書く事になっている日である

「う〜ん…内容は出来ましたけど、こんな内容で大丈夫かなぁ?…もし『つまんない』とか言われたらどうしよう……
…ううん、そんな事ない!大丈夫、雪歩…自分を信じて………えいっ!!」
そう言って勢いよくEnterキーを押す雪歩
「おっ、押しちゃった…大丈夫、きっと大丈夫よ雪歩…」
そうは言ったものの、やはり自分の書いた内容に自信がないのか事務所の中を行ったり来たりする雪歩
そんな事を数十分していると、事務所の中に大きな変化が現れた

「ちょっと!!雪歩いるんでしょ!!!!」
伊織が凄い剣幕をして現れたのだ
「はいっ!私ならここにいますけど…」
「雪歩、私たちはアイドルなのよ!あんなブログを書いて、一体どういうつもりかしらっ?」
「えっ!…やっぱり私のブログ、ダメダメでしたか…?」
「あんなのダメダメに決まってるじゃない!!何考えてるのよアンタは!!」
「…伊織ちゃんヒドい…私だって、わたっ…ぐすっ、ううぅっ…うえぇぇーん」
「ちょっ、ちょっと、泣かないでよ…わっ、私が悪い事してるみたいじゃない…」
「二人とも、どうしたの?」
流石にこの騒ぎが気になったようで事務所の奥から小鳥さんが顔を出した
そして現状を見て、とりあえず二人を落ち着かせる事にした…

「それで、どうして伊織ちゃんは雪歩ちゃんを怒鳴りつけたりしたの?」
「…雪歩がブログに変な事書くから…」
「変な事?雪歩ちゃん、ブログに何か書いたの?」
「…私はただ、自己紹介とお茶の話を…」
「…それじゃないわよ、もう一つの方よ」
「もう一つ?私、他には何も書いてないですよっ」
「…?よ!あんな分かり易いの、分からない筈ないじゃない!!」
「はいはい、喧嘩はダメよ。…実際にプログを見た方が早そうね、二人ともそれでいい?」
そういって事務所のPCを使って765プロのブログを開く小鳥さん


162 名前:2/2[sage] 投稿日:2007/12/03(月) 17:48:29 id:yeAkTTFa0 (PC)
「別に変わった所はなさそう…よね」
「どこも変じゃないですよ」
「…あんた達、本気で言ってるの……………分かったわ、雪歩、怒鳴ったりして悪かったわね…」
「いっ、いえっ、分かってさえくれれば別に私は…」
「それで伊織ちゃん『本気で言ってるの』って言ってたけど、この内容に何があるの?」
「はぁ〜……いい!!その文のそれぞれの行の最初の文字を縦に読んで見なさい」
「え〜、『私』『は』『P』『が』『好』『き』あっ!『私はPが好き』!!」
「なっ!な、な、な、な、何ですかコレ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
「…本当に何にも気付いてなかったのね、何だか急に疲れたわ…」
「でも伊織ちゃんも本当にプロデューサーさんの事が大好きなのね。縦読みに気付いた途端、事務所に怒鳴り込んでくる位ですし」
「なっ、何を言ってるのよ小鳥!!別に私はあんな奴の事なんて…そっ、そうよ!あいつに変な噂が立ったら
こっちまで色々動きにくくなるでしょ、そっ、それだけよ!!」

「ただいま戻りました〜、って伊織どうしたんだ?今日は仕事休みのはずだけど?」
「うるさいわねっ、バカアアアアァァァーーーー!!!!!」
「へぶしっ!!」
そういってプロデューサーの腰骨に蹴りをお見舞いすると伊織は走りながら事務所を出て行った
「イテテテ…どうしたんだ、あいつ…俺また何かやっちまったか?…よく分からんが後で謝っておくか
所で小鳥さん、雪歩どこ行ったか知りませんか?さっきまで居たように見えたけど…」
「雪歩ちゃんなら…この穴の中です」
「雪歩まで!!…俺、何か良くない噂でも立ってるんですかねぇ…」
「モテる男は辛いって事ですよ」
「何ですかそれ?」
「…あっ、そうだ!さっき社長にコンサートのチケット2枚貰ってんですよ。今夜なんですけど…プロデューサーさん一緒にどうですか?」
「おっ、いいですね〜。一緒に行K…」

「「ダメええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」」

「雪歩に伊織!!なっ、何事?」
「だから言ったじゃないですか」


雪歩:伊織で5:5にしようと思ったけど、伊織成分の方が強くなった気がする
ここ雪歩スレなのに…スマン
そして>>160を見て今だ!と思った